2021年度「SDGs経営実践研究会」を開催しました
最終更新日:2023年3月31日
企業にとってのSDGsの取り組みは、既存事業の拡大や新規事業の開拓、ステークホルダーとの信頼構築など様々なメリットが期待されており、その重要性は広く認識されてきた一方、SDGs経営の実践には、社内推進や目標設定などに課題感があり、導入手順や具体的進め方などの実践情報を求める声が少なくありません。
九州経済産業局では、九州経済の中心的担い手となる地域未来牽引企業等10社による「SDGs経営実践研究会」を開催しワークショップ形式で、SDGs経営の意義や具体的導入方法への理解を深めていただき、実際に導入プロセスに取り組んでいただきました。
なお、本研究会をきっかけとした参加企業同士の取り組みは、今年度新たな「GTT研究会ワークショップ」として継続しています。各社の今後のSDGsへの取り組みにご期待ください。
SDGs経営実践研究会開催報告
主催:九州経済産業局、一般財団法人九州オープンイノベーションセンター(KOIC)、 九州SDGs経営推進フォーラム
ファシリテーター:SDGパートナーズ有限会社 代表 田瀬 和夫 氏(九州SDGs経営推進フォーラムアドバイザー)
第1回(2021年8月4日)(706KB)
- SDGsの全体像と思想の理解
- 企業がSDGsに取り組む意義の理解
- 手法の理解(演繹的思考と帰納的思考)
第2回(2021年10月6日)(753KB)
- SDGsが与える3つの思考法(時間的逆算思考、論理的逆算思考、リンケージ思考)の理解
- ESGと諸課題の理解
- 「2050年にありたい姿」、「会社の役割・存在意義 (パーパス)」 (各社発表と意見交換)
第3回(2021年11月30日)(785KB)
- 「2050年のありたい姿」を実現するための、(1)演繹的思考と(2)帰納的思考による事業アイデア(各社発表と意見交換)
- 良くて強い組織作り(多様性と心理的安全性)
- 社内外発信の重要性の理解
取組報告(2022年2月24日)(803KB)
- 「2021年度九州SDGs経営推進フォーラム総会・シンポジウム」にて、株式会社ワイビーエム吉田 力雄 代表取締役社長から、取組を報告。
GTT研究会ワークショップ
主催:GTT研究会
ファシリテーター:SDGパートナーズ有限会社
※GTT研究会・・・Global Top Technology 研究会の略
2015年に世界水準の技術展開とそのレベル維持のための研鑽を目的に設立
第1回(2022年4月6日)(595KB)
・多様性やジェンダーを考慮したチームの組成
・自社で取り組みたい新規事業ないし改善したい製品・サービス(MSEPS)を特定(各社発表と意見交換)
・ESG諸課題への対応とバリューチェーン分析
第2回(2022年6月7日)(550KB)
・各社のMSEPSのバリューチェーンを、(1)人権、(2)脱炭素、(3)生物多様性、(4)顧客のサステナビリティ動向等の観点から分析
第3回(2022年8月2日)(598KB)
・各社のMSEPSを、(1)単価・価格設定、(2)事業収支計画、(3)SDGsブランドマーケティングについて設計
参加各社の2050年にありたい姿、SDGsについての取り組みなど(YouTube)
![]() 株式会社岡部マイカ工業所(福岡県) ![]() |
![]() 株式会社オジックテクノロジーズ(熊本県) ![]() |
![]() 株式会社オーレック(福岡県) ![]() |
![]() 株式会社三松(福岡県) ![]() |
![]() 株式会社西部技研(福岡県) ![]() |
![]() 株式会社鷹取製作所(福岡県) ![]() |
![]() 株式会社ピーエムティー(福岡県) ![]() |
![]() 株式会社矢野特殊自動車(福岡県) ![]() |
![]() 株式会社ワイビーエム(佐賀県) ![]() |
- 本件に関するお問い合わせ先
- 九州経済産業局 総務企画部 企画調査課
- 担当者:細川、坂本
- 電話:092-482-5414 FAX:092-482-5389