「九州経済国際化データ 2019」を作成しました
2020年3月5日
九州経済産業局

九州経済産業局は、九州の国際的な経済活動に関するデータを「九州経済国際化データ 2019」として作成しましたので、公表します。
この「九州経済国際化データ2019」では、既に当局ホームページで公表している「貿易動向」に加え、「投資動向」及び「人的交流の動向」等について取りまとめるとともに、「九州とTPP加盟国との貿易動向」等のトピックスを新たに掲載しています。
海外展開等を検討する際のご参考としてお役立てください。
「九州経済国際化データ 2019」のポイント(投資及び人的交流の動向)
九州企業の海外展開 (概要版19、20頁参照)
- 2018年までの九州企業の海外進出累計件数は1,081件
- アジアが 834件(全体の77.2%)、うち中国は369件(同34.1%)、ASEAN地域は278件(同25.7%)
- 2018年の新規海外進出件数は27件
- 直近5年(2014年-2018年)の新規進出件数の合計は、ASEAN地域が76件で全体(158件)の48.1%、中国が16件で同10.1%
九州への外国人入国者数 (概要版21、22頁参照)
- 2018年に九州に入国した外国人数(*)は511.6万人(前年比 3.5%増、全国比15.8%)
- 国籍別では、韓国(47.1%)、中国(33.4%)、台湾(8.1%)、香港(5.6%)の順で、アジアからの入国者が97.1%
- 2018年の九州(下関港を含む)への外国クルーズ船の寄港回数は816回で全国の42.7%
(*)入国外国人数は、一般上陸の許可を受けた外国人数及び船舶観光上陸の許可(出入国管理及び難民認定法第14条の2)を受けた外国人数の総数
九州の外国人延べ宿泊者数 (概要版23頁参照)
- 2018年の九州の外国人延べ宿泊者数(従業員が10人以上の施設が対象)は、714.6万人(前年比 8.3%増、全国比8.6%)
- 国籍別では、韓国(45.8%)、台湾(16.5%)、香港(12.4%)、中国(11.5%)の順
九州の外国人労働者数 (概要版24、25頁参照)
- 2018年の九州の外国人労働者数は84,379人(前年比17.4%増)
- 国籍別では、ベトナム(33.2%)、中国(香港等を含む)(23.1%)、ネパール(11.1%)、フィリピン(10.4%)の順。また、ネパールの全国比は11.5%と、他の国に比べ最も高くなっている。
九州の留学生 (概要版26頁参照)
- 2018年の九州の留学生(高等教育機関及び日本語教育機関)は、 28,858人(前年比9.3%増、全国比9.7%)
- 国籍別では、ベトナム(29.0%)、中国(24.5%)、ネパール(18.7%)、韓国(5.7%)の順で、アジアからの留学生が95.1%
九州経済国際化データ2019概要版 ダウンロード
九州経済国際化データ2019全体版 ダウンロード
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巻頭特集
九州企業のグローバル展開状況について(PDF:656KB) ※企業ヒアリングデータをもとに作成
第1部 九州の国際化についての基礎データ
九州の特徴、貿易動向、投資動向、人的交流の動向
第2部 九州と各国・地域の経済関係
アジア及び米国等の17の国・地域・経済圏の経済概況及び九州との経済動向
第3部 分野別に見た九州の主要産業
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別冊データ集 ダウンロード
- 本発表資料に関するお問い合わせ先
- 九州経済産業局 国際部 国際企画調査課長 兵頭
担当:木下、中村 - 電話:092-482-5428 FAX:092-482-5321