九州経済国際化データ2019(貿易編)
Kyushu economic internationalization data
2019年10月9日
10月11日更新
九州経済産業局

九州経済産業局は、九州の「貿易動向」について、「九州経済国際化データ 2019【貿易編】」として取りまとめました。
本データは、財務省「貿易統計」の最新データ(2018年)から、九州とアジアを中心とした各国・地域・経済圏との貿易額の推移等の「貿易動向」を取りまとめ、広く情報提供を行うものです。
なお、今回の「貿易動向」に、「投資動向」、「人的交流の動向」等の九州の国際的な経済活動に関するデータを加えた「九州経済国際化データ2019【本編】」については、今年度内の取りまとめを予定しています。
海外展開等を検討する際の参考としてお役立てください。
ポイント
九州の貿易額等 (概要版1,4頁参照)
- 輸出額 6兆9,506億円
(前年比 1.6%増、全国比 8.5%、全国 81兆4,788億円、前年比 4.1%増) - 輸入額 5兆8,854億円
(前年比 11.5%増、全国比 7.1%、全国 82兆7,033億円、前年比 9.7%増) - 貿易収支(輸出額から輸入額を引いた額) +1兆652億円
・輸出入額ともに、前年より増加。
・輸出額は、過去最高(※) ※1979年以降、以下同じ
・全国比は過去最高であった昨年より0.2ポイント低下
・貿易収支は前年より減少したが、4年連続の貿易黒字(全国は3年ぶりの赤字)
九州と各国の貿易 (概要版3頁参照)
- 輸出相手国・地域:中国への輸出額が最も多く、次いで米国、韓国、香港、台湾
・アジアの国・地域が全体の6割超 - 輸入相手国・地域:中国からの輸入額が最も多く、次いでオーストラリア、サウジアラビア、米国、アラブ首長国連邦
九州の産業別貿易 (概要版2頁参照)
- 輸出品目:額が多い順に、自動車、半導体等電子部品、鉄鋼のフラットロール製品、 半導体等製造装置、船舶類
・上位5品目で全体の5割超 - 輸入品目:額の大きい順に、原油及び粗油、石炭、石油ガス類、非鉄金属鉱、半導体等電子部品
・鉱物性燃料や原材料が上位で全体の4割超
九州経済国際化データ2019(貿易編)概要版
九州経済国際化データ2019(貿易編)全体版
九州経済国際化データ2019(貿易編)分割版
第1章 九州と世界の貿易
- 九州と世界の貿易動向
- 九州から世界への輸出動向
- 九州の世界からの輸入動向
第2章 九州と各国・地域の貿易
- 九州と韓国の貿易
- 九州と中国の貿易
- 九州と台湾の貿易
- 九州と香港の貿易
- 九州とASEANの貿易
- 九州とベトナムの貿易
- 九州とタイの貿易
- 九州とシンガポールの貿易
- 九州とマレーシアの貿易
- 九州とフィリピンの貿易
- 九州とインドネシアの貿易
- 九州とミャンマーの貿易
- 九州とインドの貿易
- 九州とEUの貿易(九州と英国の貿易)
- 九州と米国の貿易
- 九州とオーストラリアの貿易
第3章 九州の産業別貿易動向
- 自動車・自動車の部分品
- 半導体等電子部品
- 鉄鋼
- 船舶類
- 食料品
- 農林水産物及び加工品
- 鉱物性燃料
巻末資料
※「巻末資料1 九州及び日本の貿易の変遷」表中、2017(平成29)、2018(平成30)の九州の輸出額・輸入額の「伸び率」、
全国の輸出額・輸入額の「伸び率」を修正しました。 (2019年10月10日)
- 九州及び日本の貿易の変遷
- 地理圏・経済圏の分類表
- 品目分類表
- 裏表紙
別冊
- 九州の品目別貿易動向 各国・地域別データ集
- 九州経済国際化データ2019(貿易編)に関するお問い合わせ先
- 九州経済産業局 国際部 国際企画調査課長 兵頭
担当:木下、中村 - 電話:092-482-5428 FAX:092-482-5321