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2024年度九州知的財産活用推進協議会を開催しました

2024年12月13日

九州経済産業局では、九州地域の知的財産の普及啓発、活用推進のため議論を行う場として2014年7月に九州知的財産活用推進協議会を設置し、広く九州地域における知財の課題等について議論を行っています。

近年、地域の中堅・中小企業では積極的に技術開発を行い、「高い技術力」を保有する企業も多い一方、急速な社会変容と産業構造の転換が進む中、その変化のスピードに対応できず、技術開発の成果が事業化につながっていないケースもあります。こうした中で、企業が成長、変革していくためには、スピード感をもって新たな領域へ挑戦する体制の構築が求められ、これまでの企業間競争で磨かれた技術をコアに、外部の有する異なる技術や領域と連携し、新たな価値を共創するオープンイノベーションの推進や、とりわけ、海外企業との連携に際しては、オープン・クローズの使い分け等、グローバルイノベーションに対応した知財戦略が重要であると考えられます。

本年度の協議会では、「国内外で優位性を持続化するための競争戦略とは」をテーマに講師2名を招聘し、ご講演いただきました。また、企業経営者、国・地方自治体、大学、支援機関等の参加のもと、知財関連の施策・取組について情報共有を行うとともに知財の課題や今後の方向性等について議論を行いました。

開催概要

開催報告(PDF:798KB)PDFファイル

議事次第

  1. 開会挨拶
    九州経済産業局 地域経済部長 楠木 真次
  2. 議長選出
  3. 令和6年度トピック 「国内外で優位性を持続化するための競争戦略とは」
    (1) 講演
    次の10年も継続して成長するための「海外戦略」と「無形資産の活用」
     講演者:明倫国際法律事務所 代表 弁護士・弁理士 田中 雅敏 氏
    (2) 講演
    知財を活用した付加価値の向上や競争優位性を築くための取り組みについて
     講演者:九州ナノテック光学株式会社 代表取締役 馬場 潤一 氏
    (3) 議論・意見交換
    「(国内外で)競争優位になるための成長戦略」、「付加価値向上及び競争力強化に向けた取組」又は、それらの取り組みに係る知財活動支援について
  4. 知的財産関連施策の動向について
    (1) 知財行政を巡る最近の動向について
     講演者:特許庁 総務部普及支援 課長 加藤 和昭
    (2) 大分県知的財産総合戦略の改定について
     講演者:大分県 商工観光労働部 新産業振興室 室長 市原 淳介 氏
  5. 議論・意見交換
    (1) 各機関における知的財産活用・保護の取組について
    ・各機関の活動状況
    (2) 各委員から事前聴取した要望、ニーズについて
    ・知財支援における課題、今後の方向 等
  6. その他
  7. 閉会

講演・説明資料

お問合せ先

九州経済産業局 地域経済部 産業技術革新課 知的財産室
担当:中井、松永、中村
電話:092-482-5463