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「九州洋上風力産業推進パートナーシップ」を結成します

最終更新日:2026年06月24日

2026年6月23日、九州経済産業局、関係自治体、一般社団法人 九州経済連合会、脱炭素成長型経済構造移行推進機構(GX推進機構)は、九州地域における洋上風力産業の更なる集積と競争力強化を図るため、「九州洋上風力産業推進パートナーシップ」(以下「パートナーシップ」という。)を結成します。
本パートナーシップは、九州地域におけるこれまでの先行的な取組や産業集積の動きを一層加速させるとともに、「戦略産業クラスター計画(素案)」を踏まえ、サプライチェーンの構築と事業環境整備を一体的に推進することを目的としています。

背景・課題認識

 洋上風力発電は、エネルギー基本計画において、我が国の再生可能エネルギーの主力電源化に向けた切り札と位置づけられ、部品点数が数万点に及び、製造・建設・運用保守(O&M)に至るまで産業の裾野も広いことから、地域の雇用創出にも貢献するなど、経済波及効果の大きい産業です。
 GX推進機構の調査※1によれば、風車のブレード・ナセル一体型工場を地域に誘致した場合、10年間で約3,400億円から最大約6,900億円※2の経済波及効果が見込まれています。海外事例では港湾を中心に約200社の企業集積※3が実現しており、地域産業の中核となり得るポテンシャルを有しています。また、浮体式基礎についても、大型鋼構造物や造船分野の技術を活かした製造体制の強化が進んでおり、関連部材の需要創出やサプライチェーンの広がりを通じた波及効果が期待されます。
 その経済効果を取り込むには、国内サプライチェーンの構築が極めて重要であり、本年5月に公表された九州地域の「戦略産業クラスター計画(素案)」※4では、洋上風力産業分野の産業クラスター形成に必要な課題やニーズなどについて取りまとめられました。これらに対して、九州地域一体となって取り組んでいく必要があります。

九州の強みとこれまでの取組

 九州地域では、これまでに以下のような取組が進展しています。

 これらにより、九州地域は国内有数の洋上風力産業集積拠点が形成されつつある地域となっています。
 さらに、東アジア市場に近接する地理的優位性を有し、今後の海外展開を見据えた製造・物流拠点としてのポテンシャルも高い地域です。

パートナーシップ結成の意義                                                   

 戦略産業クラスター計画(素案)で改めて整理されたように、九州地域の洋上風力産業を発展させるには、

 等を、地域の関係者が一体となって推進することが不可欠です。
 このため、本パートナーシップでは、洋上風力分野における産業クラスター形成をより一層加速させるため、広域的かつ横断的な連携体制を構築します。また、九州域内での連携にとどまらず、国内他地域との連携を図りながら、広域的なサプライチェーン構築と事業環境整備に取り組みます。

今後の進め方

 今後の活動内容については、参加メンバー間で議論を重ねながら段階的に具体化していきます。企業ニーズ等に機動的に対応しながら、必要に応じてワーキンググループ等を設置し、実践的な取組を進めていく予定です。

  1. 出典:GX推進機構「我が国における洋上風力のサプライチェーン構築に向けて」(2026年3月)PDFファイル
  2. 国内調達比率を65%、地域内調達比率(国内調達比率に占める地域内での調達割合)を20%とした場合に3,400億円、50%とした場合に6,900億円の経済波及効果を見込む
  3. 出典:内閣官房 GX実現に向けた専門家ワーキンググループ(第16回)資料1-2PDFファイル
  4. 出典:内閣官房 地域未来戦略に関する関係副大臣等会議(第3回)参考資料1【10/11】九州地域PDFファイル

参考

九州洋上風力産業推進パートナーシップ 概要(PDF:197KB)PDFファイル

本発表資料のお問合せ先

九州経済産業局 資源エネルギー環境部 資源エネルギー環境課

カーボンニュートラル推進・エネルギー広報室長 和泉
担当:本田、安藤
電話:092-482-5499