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「平成29年度伝統的工芸品産業功労者等表彰(九州経済産業局長表彰)の
表彰式を開催しました

平成29年12月21日
九州経済産業局

九州経済産業局では、平成29年12月18日(月曜日)に、当局会議室において、「平成29年度伝統的工芸品産業功労者九州経済産業局長表彰」の表彰式を行いました。

本表彰制度は、伝統的工芸品産業の振興に関し顕著な功労があった方を表彰するもので、今年度は4名の方が受賞されました。

伝統的工芸品産業功労者九州経済産業局町表彰式全体写真

受賞者のお名前・功績等

【功労賞(組合役員等)】

○兒玉 盛介(こだま もりすけ) 氏    波佐見焼振興会 会長

写真:兒玉 盛介(こだま もりすけ) 氏  「波佐見焼総合講座」を全国で実施し、多くの波佐見焼ファンを獲得することで販路拡大に繋げ、波佐見焼及び産地への関心を喚起することで後継者確保や認知度向上に貢献されました。
 また、毎月開催している産地組合、行政、関係団体間の情報共有、意見交換を行う定例会議では座長を務め、的確かつ細やかなアドバイスを与える等、強いリーダーシップを発揮されているほか、NPO法人を立ち上げ波佐見焼を核とした新しい発想での振興事業を行うなど、同氏は、伝統的工芸品を活用した地域活性化の先進事例として大きな役割を果たしておられます。

【功労賞(伝統工芸士)】

○國崎 正行(くにさき まさゆき) 氏   博多人形商工業組合 博多人形伝統工芸士

写真:國崎 正行(くにさき まさゆき) 氏  50年間にわたり博多人形制作に従事し、技術の研鑽に努め精励し、その技能とりわけ「能人形の高度な原形制作技能と彩色技法」は非常に高く評価されています。
 また、組合青年部の副会長を務め、後進の技術指導や多くの後継者育成に寄与され、博多人形研究団体「博多人形作家協会」において後進の指導・育成に積極的に努められました。
 その他、個展開催を通して消費者と交流を図りデパート画廊等の販売ルートを開拓されたほか、「博多人形作家協会」会員と一緒に群像制作に携わるなど、消費者への普及と博多人形の広報・宣伝に貢献されています。

○青木 妙子(あおき たえこ) 氏   佐賀県陶磁器工業協同組合 伊万里・有田焼伝統工芸士

写真:青木 妙子(あおき たえこ) 氏  48年間にわたり陶磁器制作に従事し、色鍋島/鍋島染付における特有の線描及び濃(だみ)などの絵付け技術技法に励まれています。その技量は他の追随を許さず、繊細で気品に富んだ絵付けの画風は高く評価されています。また、高度な技術を必要とする赤絵具の濃を継承するなど伝統的技術技法の継承及び向上に寄与した功績は他の範たるものです。
 その他、後継者育成事業や県立窯業大学校絵付科の講師として、後継者確保及び育成に貢献。有田焼創業400年事業プロジェクトにも積極的に参加するなど、伝統的技術・技法の継承及び向上に尽力されています。

○芝原 重志(しばはら しげし) 氏   鹿児島県川辺仏壇協同組合 川辺仏壇伝統工芸士

写真:芝原 重志(しばはら しげし) 氏  53年間にわたり仏壇の宮殿制作に従事し、特殊な寺院修理の制作を手がけるなど、その技法は業界の第一人者として高く評価されています。
 また、若手技術者を養成し、そこで育成された後継者が産地発展のために活躍するなど、後継者確保と業界発展に貢献されています。
 その他、展示会等での実演や体験指導、仏壇技術を活用し開発した二次製品の出展など、川辺仏壇の普及と販路拡大に努めておられるほか、東日本大震災被災地の仮設住宅へ寄贈する小型仏壇の製作や、新分野の御輿製作、市文化財の制作をはじめ、多くの活動に携わるなど、川辺仏壇の技術の高さのPRにも大きく貢献されています。
本件に関するお問い合わせ先
九州経済産業局 地域経済部 製造産業課
電話:092-482-5446