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「九州FA/ロボットSIer企業 MAP/事例集」を作成しました

2020年2月12日
九州経済産業局

九州経済産業局では、中小ものづくり現場へのFA/ロボットシステム導入促進に向け、多くのSIer企業、メーカー、支援機関、自治体の協力の下、「九州FA/ロボットSIer企業 MAP/事例集」を作成しました。

1.背景

中小企業をはじめとした、多くのものづくり現場では、人手・人材の確保は深刻な課題となっています。今後さらなる労働力人口の減少を見据えると、いかにして「生産性の向上」を図るかが重要となっております。

ものづくり現場の生産性を向上させるためには、いくつかのアプローチがありますが、1つの打ち手はFA/ロボットの導入です。政府は、『ロボット新戦略』(2015年)を経て、昨年取りまとめられた報告書(※)では、「ユーザー、メーカー、SIer(エスアイアー)」等からなる「エコシステムの構築」と「協調体制」の強化が謳われています。

(※)ロボットによる社会変革推進会議(2019年7月)(経済産業省) 

2.課題

FA/ロボットシステムの導入は、日々のカイゼン活動や試行錯誤のプロセスの延長線上にあるものの、中小企業が単独で導入するには大きなハードルがあります。そうした中小企業の現場の悩みや課題に対して、システムの提案から設計・導入・フォローまでを担う存在としてSIer(システムインテグレータ(エスアイアー))の役割が期待されております。一方で、中小企業からみると、(1)どのようなSIer企業が活動しているか、(2)いかなるロボット導入事例があるか、と言った点については、十分に認識され、浸透していないといった課題があります。

3.取り組み

上記の課題に対して、FA/ロボットSIer企業の見える化を図り、ユーザーとSIer企業が連携し、FA/ロボット導入を推進することが重要です。

今般、多くのSIer企業、メーカー、支援機関、自治体の協力の下、「九州FA/ロボットSIer企業 MAP/事例集」を作成しました。また、ロボット導入支援を積極的に進めている北九州市において、九州初のロボット活用・導入推進フォーラム「九州SIer DAYS」を開催しました。

ご協力頂いた皆様にはこの場をお借りして御礼申し上げるとともに、ものづくり現場の生産向上の推進に向け、皆様とともに引き続き取り組んで参ります。

4.今後の課題

今後、さらなる地域エコシステムの構築に向け、当局管内で関係すると考えられる地方自治体・業界団体・支援機関・金融機関・各種ネットワーク・SIer企業などを取り纏めた「ロボットシステム導入加速に向けた連携主体リスト」及び、「ロボットシステム導入加速に向けた支援制度」を作成しました。本リストや支援制度は、当局において現時点で想定しているものであり、必要に応じて追加や修正を実施して参りますので、掲載を希望される企業や機関がございましたら担当までご連絡下さい。

本件に関するお問い合わせ先
九州経済産業局 地域経済部 製造産業課
担当者:阿部、相馬、雪田
電話:092-482-5442 FAX:092-482-5538