最終更新日:2025年05月29日
ダイバーシティ経営
ダイバーシティ経営とは、多様な人材が持つ能力を最大限発揮できる機会を提供することで、イノベーションを生み出し、価値創造につなげている経営です。多様な人材の活躍は、企業の競争力や日本経済の持続的成長において不可欠です。
経済産業省では、「新・ダイバーシティ経営企業100選」の選定等により、先進事例を広く発信するとともに、「ダイバーシティレポート」の公表等を通じ、経営戦略の実現に必要な知・経験を持つ多様な人材の確保・活用を促進しています。
女性の活躍促進
少子高齢化と経済のグローバル化が進む中で、我が国が競争力を高め成長していくためには、一人ひとりが能力を発揮して活躍できるように、環境整備や機会提供を行っていくことが必要です。特に女性の活躍促進は、成長戦略の中核をなすものです。
経済産業省では、平成24年度から東京証券取引所と共同で、女性活躍推進に優れた上場企業を「なでしこ銘柄」として選定しています。中長期的な企業価値向上を重視する投資家にとって魅力ある銘柄として紹介し、投資を促進することで、各社の取組の更なる加速を図っています。
社会人基礎力・キャリア教育
社会人基礎力とは、職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力です。企業や若者を取り巻く環境変化により、基礎学力・専門知識に加え、それらを上手く活用するための力を意識的に育成していくことが今まで以上に重要となってきています。経済産業省では、2018年3月に「我が国産業における人材力強化に向けた研究会(人材力研究会)報告書」を公表しました。
また、キャリア教育とは、一人ひとりの社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育です。学校での学びと社会との関連性についての理解を促し、学習意欲の向上や学習習慣の確立に資するものとして、重要視されています。経済産業省では、キャリア教育アワードやキャリア教育推進連携表彰等を通じ、産業界、教育関係者、地域・社会による取組を推進しています。
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お問合せ先
九州経済産業局 地域経済部 地域経済課 産業人材政策室
電話:092-482-5504
E-MAIL:bzl-kyushu-jinzai@meti.go.jp