「九州水素・燃料電池フォーラム」を開催します
〜水素社会実現に向け、九州からの情報発信〜
平成29年1月12日
九州経済産業局
九州経済産業局では、九州地域の企業による水素・燃料電池関連分野への参入に向けた取組の支援を行っております。このたび、当局は、九州大学、九州経済界、九州各県・政令市と一体となり、「九州水素・燃料電池フォーラム」を2月2日、アクロス福岡(福岡市)において開催します。
本フォーラムでは、昨年3月に産学官の有識者で構成される水素・燃料電池戦略協議会(事務局:経済産業省)においてとりまとめられた「水素・燃料電池戦略ロードマップ改訂版」のポイントなどを説明します。
また、水素・燃料電池分野への参入を目指す上での課題や実際の取り組みについて、水素利用の先進地域である欧州の取り組み事例や先進的な取り組みを行っている自治体、研究機関及び企業などから情報発信を行います。
趣旨
水素・燃料電池戦略協議会は、昨年3月に水素社会実現に向けた対応の方向性に新たな目標や具体化を盛り込んだ「水素・燃料電池戦略ロードマップ改訂版」をとりまとめました。
こうした中で、家庭用燃料電池の普及が拡大し、燃料電池自動車が市販され、水素ステーションの整備も着実に進められるなど、水素社会の実現に向けた取り組みが進展しています。
とりわけ、九州においては、再生可能エネルギーの高いポテンシャルを活用したプロジェクトや、九州大学を中心とした世界最先端の水素関連研究拠点と連携した先進的な取り組みが行われております。
一方で、今後、九州地域における水素・燃料電池分野の更なる産業化を進めるためには、水素社会の実現に向けた課題や戦略を明らかにしていくことが求められています。
こうした背景を受け、本フォーラムでは、経済産業省の水素・燃料電池戦略に加え、水素利用の先進的地域である欧州の再生可能エネルギーを水素エネルギーとして利活用するプロジェクト、九州管内自治体、研究機関、大手企業など多様な関係者による取組状況を広く発信します。
日時
平成29年2月2日(木)9:30〜12:40
(水素先端世界フォーラム2017との合同交流会 17:00〜18:30)
場所
アクロス福岡 イベントホール(福岡市中央区天神1-1-1)
定員
800名
参加費
無料(合同交流会は、2,000円)
申込方法
九州大学が設ける以下のサイトからお申し込みください。(定員になり次第締め切ります)
http://www.congre.co.jp/q-pit/index.html
主催
九州経済産業局、九州大学エネルギー研究教育機構、九州大学水素エネルギー国際研究センター、福岡水素エネルギー戦略会議、一般財団法人九州地域産業活性化センター、一般社団法人九州経済連合会
後援
福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、北九州市、福岡市、熊本市
プログラム
- 開会挨拶
九州経済産業局長 髙橋 直人
福岡水素エネルギー戦略会議 (調整中) - 「水素エネルギーの現状と将来展望」
国立大学法人 九州大学 副学長 佐々木 一成 氏 - 「水素社会の実現に向けた取組の加速」(仮)
資源エネルギー庁 新エネルギーシステム課長 山澄 克 氏 - 「九州地域での水素関連プラットフォーム構築に向けて」
デロイトトーマツコンサルティング合同会社 シニアマネージャー 庵原 一水 氏 - 「BIG HIT Project. Building Innovative Green Hydrogen systems in an Isolated Territory: a pilot for Europe」
※英語から日本語への同時通訳付き
Aragon Hydrogen Foundation Head of Technical Department Mr. Jesús Simón Romeo - 「福岡県の水素エネルギーへの取り組みについて」
福岡県 新産業振興課 課長 牛島 英典 氏 - 「福岡市水素リーダー都市プロジェクト」
福岡市 創業・立地推進部 部長 今村 寛 氏 - 「産業技術総合研究所 福島再生可能エネルギー研究所での水素関連技術開発」
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 福島再生可能エネルギー研究所副研究センター長 古谷 博秀 氏 - 「トヨタの水素事業戦略について」
トヨタ自動車株式会社 水素・FC推進グループプロフェッショナル・パートナー 広瀬 雄彦 氏
※当日は、本フォーラムに引き続き「水素先端世界フォーラム2017」も同会場で開催。
添付資料
- 本発表資料のお問い合わせ先
- 九州経済産業局 資源エネルギー環境部 環境・エネルギー産業担当参事官 竹内
- 担当者:稲場、和泉
- 電話:092−482−5509