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「災害等発生時におけるキャンピングカーの提供に関する協定書」を締結しました

2021年4月19日
九州経済産業局

九州経済産業局及び九州産業保安監督部は、南海トラフ地震など大規模災害発生時の対応力強化を図るため、日本最大級のキャンピングカービルダーである株式会社ナッツ(福岡県遠賀郡遠賀町尾崎1704-3)と「災害等発生時におけるキャンピングカーの提供に関する協定」を令和3年4月14日に締結し、協定書調印式を行いました。

背景・経緯

コロナ禍における災害発生時には、被災者の「分散避難」のため宿泊施設が避難所として利用されることが見込まれ、我々行政機関が被災地の復旧・復興支援を行う際の職員の宿泊先の確保が困難となる可能性があります。また、広範な地域で甚大な被害が発生した場合は、移動手段となる車両の確保が困難となる恐れもあります。

九州経済産業局では、この双方の課題に対する対応策を模索する中で、これまで東日本大震災や熊本地震、九州北部豪雨などの災害発生時に被災地への支援実績を有するナッツ社に対し、災害等発生時のキャンピングカー提供に関して協力を要請・調整し、今般合意いたしました。

協定の概要

  • 当局及び九州産業保安監督部は、災害発生時等にキャンピングカーの調達が必要であると認める時、株式会社ナッツに対して、車両の提供を要請。
  • 株式会社ナッツは、当局及び九州産業保安監督部から要請を受けた場合、可能な範囲で車両の提供に努める。

災害時における経済産業省の主な役割

災害発生時に経済産業省はまず、国民の皆様の生活に直結する、電気・ガスといったライフライン施設や、石油コンビナートなど産業保安関連施設に関する被災情報収集や復旧支援を行います。

また、避難所への生活関連物資(※1)の調達や、医療機関等の重要施設への燃料供給、被災地における民間物資等の供給状況確認も担います。

さらに、商工業者の被災状況を調査し、地域経済等の復旧・復興施策の検討に向けた被害調査や、被災事業者の施策活用及び復興状況のフォローアップを行います。

※1:当省所管の避難所必要品(クーラー、仮設トイレ、段ボールベッド、間仕切り等)、生活必需品、応急 仮設住宅の建設等に要する資機材等

協定書調印式の概要

日時:令和3年4月14日(水曜日)

場所:九州経済産業局

出席者:米田 健三    九州経済産業局長

伊藤 浩     九州産業保安監督部長

荒木 賢治 氏  株式会社ナッツ代表取締役・CEO

写真1 写真3
協定書調印式

写真4
キャンピングカー見学会

ナッツ社の概要及びこれまでの災害支援事例

概要

企業名:株式会社ナッツ外部リンク

所在地:福岡県遠賀郡遠賀町尾崎1704-3

代表者:荒木 賢治

従業員数:約460名

拠点:<営業7カ所>札幌、埼玉、神奈川、愛知、京都、北九州、太宰府

   <製造3カ所>北九州工場(最終組立)、中国・大連、フィリピン・セブ

生産能力:約1,000台/年(キャブコン、バンコン、バスコン、軽キャンパー等含む)

ナッツ社のこれまでの災害支援事例

<東日本大震災>

  • 2011年7月22日、日本RV協会と連携し、宮城県石巻市に仮宿泊所としてキャンピングカー8台派遣。
  • なお、8台のキャンピングカーは約3年間無償貸与した後に、地元のボランティア団体に寄贈。

<熊本地震>

  • 2016年4月25日、グランメッセ熊本の車中泊避難者に対して、「車中泊」のレクチャーを実施。(写真(1))
  • 2016年6月12日、ボランティア活動をされていた”九州自然学校協議会”にキャンピングカー寄贈。
  • 2017月9月30日、日本RV協会九州地域部会を通じ、熊本市にキャンピングカー寄贈。

<九州北部豪雨>

  • 2018年7月1日、あさくら観光協会と福岡県朝倉市原鶴で復興支援活動を実施。
  • 2019年9月24日、朝倉市にキャンピングカー寄贈。(写真(2))
写真1
写真(1) 「車中泊」レクチャーの様子
写真3
写真(2) 朝倉市へのキャンピングカー寄贈
本件に関するお問い合わせ先
九州経済産業局 総務企画部 総務課
担当者:早田(防災担当参事官)、柿川、鉾屋、西行
電話:092-482-5405 FAX:092-482-5960
九州経済産業局 〒812-8546  福岡県福岡市博多区博多駅東2丁目11番1号  福岡合同庁舎本館(6階、7階)
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