平成23年3月29日
九州経済産業局
平成22年の工場立地件数は85件(前年比▲3件)、工場立地面積は76.8ha(前年比▲132.9ha)となり、立地件数、立地面積ともに昭和42年の調査開始以降最低となった。
立地件数及び立地面積の減少は、ここ数年の景気低迷に加え、円高等の影響により、企業の設備投資意欲が回復するには至っていないことなどが要因と考えられる。
一方、食料品等の立地及び環境・リサイクル関連の立地は、堅調に推移している。
●九州の平成22年の工場立地件数は85件で前年(88件)と比べ3件の減少にとどまったものの、立地面積は76.8haで、10haを超える大型立地があった前年(209.7ha)と比べ132.9ha減と大幅に減少した。
●4型業種別立地件数は、食料品等の立地が引き続き堅調な「地方資源型」(前年35件 →42件)が前年比7件増の一方、プラスチック製品等の「雑貨型」(同8件 →5件)、化学工業等の「基礎素材型」(同12件 →7件)は減少傾向にある。金属製品等の「加工組立型」は前年と同数の28件であった。
●環境・リサイクル関連の立地は19件(前年15件)と堅調に推移している。また、自動車関連の立地は9件(同6件)、半導体関連の立地は7件(同3件)と、前年と比べ増加した。
●県別立地件数は、宮崎県(前年13件 →19件)が食料品等の堅調な立地を背景に6件増となったほか、熊本県(同7件 →10件)、大分県(同8件 →9件)も微増したが、その他の県は減少した(佐賀県の立地件数は調査開始以降初めて0件となった)。
※工場立地動向調査は、工場立地法に基づき昭和42年から実施しており、製造業、電気業(水力・地熱発電所を除く)、ガス業、熱供給業のための工場または事業場(研究所を含む)を建設する目的をもって、1,000u以上の用地を取得(借地を含む)した事業者を対象としている。