この度、平成17年九州地域産業連関表が完成しましたので公表します。

この地域産業連関表は各経済産業局で昭和35年表作成以来、5年ごとに(前回は平成12年表)作成しています。

九州地域産業連関表は、九州地域の平成17年における、各産業間で行われた財・サービスの経常的な取引(生産及び販売の実態)を一覧表にまとめたもので、産業部門間の相互取引構造など九州経済構造の特徴を把握することができます。

また、産業連関表を利用することによって産業相互間及び最終需要等との関連において、ある1つの経済的刺激が他の経済活動に順次影響し、産業全体の最終的な波及効果がどうなるのかを計量することができます。

〈平成17年九州地域産業連関表からわかる九州経済の概要〉

■九州の経済構造

  • (1)九州の生産額は79兆3220億円、粗付加価値額は42兆6138億円で、平成12年と比較すると、生産額は0.8%の増加、粗付加価値額は▲4.1%の減少となった。
  • (2)産業別生産額構成比は第一次産業3.1%(対平成12年比▲9.2%減)、第二次産業34.4% (同▲4.5%減)、第三次産業62.5%(同4.6%増)であった。
  • (3)産業(29 部門)別に平成12年と比較すると「輸送機械」、「鉄鋼製品」等が生産額を大きく伸ばした。
  • (4)地域間取引(移出入構造)をみると移出額14兆596億円(対12年比▲1.3%減)、移入額20兆6159億円(同0.1%増)で、平成12年と比較すると中部との取引が増加した。
  • (5)貿易構造をみると輸出額7兆1514億円(対12年比52.2%増)、輸入額5兆5344億円(同39.9%増)ともに全国の伸びを上回った。

■生産波及効果

  • 1 単位当たりの最終需要に対する生産波及効果の大きさは、平均で1.44204(12 年 1.42679)であり、生産波及の大きい産業は、「鉄鋼製品」、「金属製品」、「飲食料品」等であった。

*生産波及の大きさ:ある産業部門に1単位の需要が発生した時に各産業の生産に及ぼす生産波及の大きさを示す係数を合計したものあり、産業全体としての生産波及の大きさが直接・間接に、究極的にどのくらいになるかを示している。

<添付資料>

平成17年九州地域産業連関表について(PDF形式:333KB)
 9ページ目、製造業の輸出比率(17年、12年)グラフの全国の12年の数値を15.4%に修正。

平成17年部門分類表
 追加資料

29部門表(取引額基本表、投入係数表、逆行列係数表)(Excel形式:82KB)

53部門表(取引額基本表、投入係数表、逆行列係数表)(Excel形式:178KB)

80部門表(取引額基本表、投入係数表、逆行列係数表)(Excel形式:324KB)
 取引額基本表の農林水産業部門の移出、移入の内訳(北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、沖縄の各金額)の数値を修正。