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農業“経営者”を目指そう!「農業の未来と可能性を学ぶ人材育成講座(年4回)」のご案内

農業の未来と可能性を学ぶ人材育成講座(第4回)を開催します

平成29年1月10日更新
平成28年7月22日
九州経済産業局

農地法の改正を受け、法改正前の約5倍・年平均340社のペースで一般法人が農業に参入しており、農業経営を行う法人は着実に増加しています(改正農地法施行後の参入法人数2,039社)。

一方で、生産者や農業生産法人は小規模経営が中心で経営資源や活動領域が限られていることが多く、例えば、流通業界や飲食店との直接取引といった自前の販路を獲得し、経営基盤の確立につなげるまでには多くの壁があるのが実態です。

そこで、地域貢献の視点から地域に根ざす取り組みを続けるベテラン農業経営者や、世界基準にチャレンジする若手生産者、農産品の販路開拓と地域活性化を両立させた女性経営者などの多彩な講師(注1)をお招きし、農業の未来と可能性について語り合いながら、講師の先生を囲んで“異業種交流”(注2)を行う標記講座を開講します。

家業を継いで飛躍を期す若手・女性生産者、新規就農者、そして農業経営にご関心がある皆様の積極的なご参加をお待ちしています。

(注1)基本的に皆さん農業者です(生産者・農業法人経営者)

(注2)「1作物=1業種」と定義しています

日程・場所

第1回 平成28年8月29日(月) 於:福岡市博多区 終了しました
※講演、パネルディスカッション、講師を囲んでの交流会(キックオフ)
第2回 平成28年9月29日(木) 於:長崎県諫早市等  終了しました
※先進地視察(産地ブランド化、減農薬・減肥料、各種認証取得 等)
第3回 平成28年10月12日(水)於:北九州市(エコテクノ2016会場) 終了しました
※最新の鮮度保持技術や長期輸送技術などを紹介
第4回 平成29年2月9日(木) 於:久留米市内(久留米シティプラザ) 【今回募集】
※女性・若手・後継者、企業による事例発表、ネットワーク・交流会

主催

九州農業成長産業化連携協議会(九州経済産業局、(一財)九州地域産業活性化センター)

今年度最終回となる今回は、これまでの受講生を含む若手後継者がそれぞれの視点・立場から自らの取り組みを紹介することで「ネットワーク作りの深化・拡大」を図りながら、『産業界との出会い』と題して、鮮度保持技術をコアに農業経営を支援する企業に登壇していただき、産業界との連携について視野を広げる機会になることを目的に開催します。

※今回からでも参加できます。

開催概要

日時:平成29年2月9日(木)14時〜17時45分(予定)

場所:久留米シティプラザ 4階 中会議室・小会議室(久留米市六ツ門町8-1)

定員:50名

参加費:無料(交流会参加者は実費負担(3,500円前後予定)

プログラム(第4回)

開会、主催者挨拶(5分) 14:00〜14:05

若手・女性後継者の活動紹介(各15〜20分) 14:05〜15:05

紹介1)女性農業者・6次産業への取り組みの視点から

『生産者から、6次産業者へのチャレンジ(仮題)』
【講師】 日高 ゆかり氏(株式会社花田農園 代表取締役社長)
  • 400年続く農家の長女として、幼い頃より農業は身近であった。2000年より本格的に就農。福岡県鞍手町で米、麦、野菜を栽培(通年・多品種)。就農当時から変わらない「安心・安全でおいしい野菜を消費者に届けたい」というひたむきな姿勢と、農産物の高い品質が評価され「鞍手町ふるさと納税」の返礼品にも採用されている。
  • 鞍手町農業委員を務める傍ら、6次産業化プロデューサーとして工房を設置して自社トマトの加工・販売にも取り組んでおり、食味など高い品質に加えて生産から加工までの一貫体制が評価され、福岡市内の百貨店をはじめ近隣の直売所等で販売されている。

紹介2)海外研修(農業経営)・地域貢献の視点から

『若い農家が積極的に地域と関わっていける仕組みづくりを目指して(仮題)』
【講師】 飯田 正悟氏(飯田家族農園 園主) ※第1〜3回講座参加者
  • 佐賀県立農業大学校と県農業技術防除センター野菜研究室でイチゴを学ぶ。卒業後、農業経営を学びたいという思いからJAECの派米農業研修プログラムで渡米(18ヶ月)。カリフォルニア州のGREEN PARADISE FARMとカリフォルニア大学デービス校で現地の農業経営やアグリビジネスを学び、帰国後は実家のイチゴ栽培を継ぐ形で後継者として就農し、同研修で知り合った女性と結婚。翌年には夫婦で協力して経営権の奪取に成功し、「飯田家族農園」として出荷を開始する。
  • 栽培面ではオランダ式の統合環境制御技術に取り組み、「やさしいイチゴで家族を笑顔に」をコンセプトにイチゴ(さがほのか)を栽培。また、訪花昆虫としてのニホンミツバチの飼育にも取り組んでいる。
  • イチゴを栽培する傍ら、JAEC派米農業研修の講習スタッフとして後進の育成に携わる。

紹介3)異業種経験・輸出への取り組みの視点から

『農業へかける夢 〜小売業界からの就農〜』
【講師】 池尻 和博氏(池尻農園) ※第1〜3回講座参加者
  • 巨峰開植の地とされる田主丸町で、祖父の代から続く巨峰・柿農園の3代目。
  • 卒業後は、「農業以外の世界も知るべき」という父親の教えもあり、「流通や価格の仕組みを知ることはきっと将来役立つ」と大手流通チェーンに就職。店舗マネジメントや青果店舗担当バイヤーとして経験を積んだ後、後継者として就農。
  • 「栄養周期説」に基づき栽培される巨峰は、百貨店のバイヤーが惚れ込む品質。日本巨峰会の講師として栽培技術の伝承にも取り組む父親の背中はまだまだ遠いが、「自分が育てた柿を輸出したい」との目標を掲げてチャレンジを続けている。

<休憩(10分)> 15:25〜15:35

ゲストプレゼンテーション(産業界との出会い)(20分) 15:05〜15:25

『農産物の「安全・安心」「鮮度保持」「コスト削減」等のプロデュース(仮題)』
【講師】 國富 議生氏(セブンシップ株式会社 開発営業本部長 兼 取締役副社長)
  • 総合商社勤務時に、主に化学品を担当。長期抑制可能な防カビ剤の開発に携わっていた頃から「人体に優しく長期菌抑制効果がある薬剤(抗菌剤)を作りたい」との思いがあり、退職を機に、ウイルス、細菌、真菌の抑制をコア技術とする同社を創業。
  • 当時はノロウイルス、食中毒菌等の感染拡大が社会問題化。同社が中心となり連携先が開発した2,039菌の抑制に効果がある薬剤を超親水性コーティング剤にブレンド技術を駆使して混入し、便座やドアノブなどの感染症対策箇所に塗布する製品が、経済産業省の事業認定を受けている。
  • 現在は、当該製品開発で培った技術を農業分野に応用し、菌抑制による農産物の成長促進や防カビ・鮮度保持などの効果を実現。産地・生産者との共同事業(産農連携)や輸出プロジェクトへの参画など多方面で活動中。

トーキングセッション(50分)  15:35〜16:25

○ 日高 ゆかり氏(株式会社花田農園)

○ 飯田 正悟氏(飯田家族農園)

○ 池尻 和博氏(池尻農園)

○ 國富 議生氏(セブンシップ株式会社)

[モデレーター] 田中 美智子氏(株式会社トータルオフィス・タナカ 代表取締役)

  • 総合営業プロデュース業の代表取締役を務める傍ら、6次産業化中央サポートセンター、福岡県6次産業化プランナー、農商工連携アドバイザーとして商品開発・販路拡大に取り組む生産者・事業者のハンズオン支援に携わる。
  • “生産者と経営者の違いは何か”“困った時の行動は”ネットワークの作り方と使い方のポイントは“といった講演では聞きにくい質問を講師に投げかけ、営業・販路開拓のプロとしての目線を交えながら議論を掘り下げていきます。

<会議室移動(5分)> 16:25〜16:30

グループセッション(70分) 16:30〜17:40

3〜5グループに分かれての意見交換・グループディスカッション
(各テーブルに司会者と講師・モデレーターを配置し、ディスカッションを通じたネットワーク作りをサポート)

連絡事項(次年度計画など)

閉会(17:45予定)

   ⇒ 終了後、交流会(希望者のみ、実費)

交流会について(希望者のみ)

  • 終了後、18時頃から2時間程度、交流会を行います(希望者のみ)。
  • 交流会場は、六ツ門町など近隣の居酒屋等を予定しています。飲酒運転は厳禁です。
  • 会費は3,500円前後となる予定です(実費負担)。
  • 詳細は、申込者に別途ご連絡させていただきます。
  • 当日参加については、会場(人数・料理)の対応が可能な場合に限りお受けします。

 ※参加希望者が少ない場合は開催を見送る可能性があります。予めご了承願います。

申し込み方法

平成29年2月3日(金)まで案内チラシ兼申込書(PDF:37KB)に必要事項を記載の上、以下申込先までメール又はFAXにてお送り下さい。

※今回からの参加申込も可能です。ただし、定員を超える場合は、第1回〜3回の講座参加者を優先させていただくことがありますので、予めご了承願います。

本件に関するお申し込み及び問い合わせ先
九州経済産業局 産業部 農林水産業成長産業化支援室(九州農業成長産業化連携協議会事務局)
担当:田口、江島
電 話:092−482−5540 FAX:092−482−5396 メール:kyushu-nougyo@meti.go.jp